しあわせのとけい

しあわせのとけい

すずのまこと・文 鈴木悦郎・絵

「ぎんのすず」第42巻3号6月号

ぎんのすず幼教出版株式会社

平成元年6月

童話のように美しく洗練された物語に、異国情緒あふれる美しいイラストがとてもよく映えた1冊。

しあわせのとけいin

あるくにの大きな森に、時計作りのとても上手なおじいさんが住んでいて、
三つの国の三人の王さまのために、それぞれの王さまの望みどおりの、三つのとても立派な時計を作りました。
出来上がった時計を、
三番目に受け取った王さまは、
おじいさんをもてなしながら、憂います。
「実は、隣の二つの国が攻めてこようとしているのじゃ・・・」

「それなら心配に及びません」
おじいさんは、時計を作ってさしあげた、それぞれの王さまの国に、憂える三番目の王さまを案内します。

しあわせのとけいin

そこで王さまの見たものは・・・。
子どもが早く大きくなって兵隊になるように、時の早く進む時計を作った王さまの国は、国中年老いて、よぼよぼでした。夜も働けるように夜を短くした時計を作った欲張りな王さまの国は・・・。
そして、すべてを見た、三番目の王さまが最後にとった決断は・・・。

こちこちと絶え間なく、永遠に時を刻み続ける時計の持つ、神秘性と、魔力のようなものが、昔話的な大らかさと見事にとけあった美しい物語。



★画家の鈴木悦郎先生の許可を得て画像を掲載しています。無断転載等はどうぞご遠慮くださいませ。

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