モンシローのたび

モンシローのたび

文・小野美樹 絵・鈴木悦郎

「ぎんのすず」第32巻1号4月号

昭和54年

ぎんのすず幼教出版株式会社

モンシローのたびin

いまうまれたばかりのちょうちょのモンシローは、やさしいおねえさんちょうに導かれて、ひらひら、ひろい菜の花ばたけにやってきました。

モンシローのたびin

夢中でおはなのみつをすって、また元気にとびまわるうちに、気が付くと、菜の花畑がありません。

 

「おやっ!」
あわててひきかえそうとすると、目の前に菜の花のかたまりが見えます。うれしくてひょいととまってみると、そこはなんと電車の中。菜の花は女の子の花束だったのです。
・・・

モンシローのたびin

新しい命の誕生と、そのみずみずしい輝きを、少女とのやさしいひとときにからめて描いた、愛らしい物語。
白い羽の美しいモンシローが、いまにもページから飛び立ちそう。
上の場面の、駅員さんと少女の、心温まる絵が、大好き。


★画家の鈴木悦郎先生の許可を得て画像を掲載しています。無断転載等はどうぞご遠慮くださいませ。

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